第十二話:願屏左右袁 食糧調達について話していたところであった。 景帝は袁 |
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| 景帝 | 「君は以前、呉国の丞相であったが、呉の田禄伯がどんな男か知っているか。 また、呉楚の反乱について君の考えを聞きたい。」 |
| 袁 |
「だいじょうぶです。じきに撃破されるでしょう。」 |
| 景帝 | 「しかし、呉王 天下の豪傑を誘い入れ、白髪頭になってから反乱をおこした。 彼らの資金は豊富で計画は万全ではないのか。」 |
| 袁 |
「確かに呉には銅・塩の財があって有利でしょう。 しかし豪傑を誘い込むのには失敗しています。 呉が誘い入れたのは、すべてちんぴら・逃亡者・貨幣偽造の輩です。 豪傑を誘い入れていたならば、呉王を補佐して乱など起こるはずがありません。」 |
ここで |
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| 「袁 |
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| 袁 |
「・・・・・・・・・。」 |
| 景帝 | 「では、どんな策をとればよいのだろうか。」 |
| 袁 |
「どうかお人払いを・・・。」 |
| 景帝の側に控えていた者はみな退出したが、 |
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| 袁 |
「臣の申しますことは、たとえ大臣でもお聞かせすることができません。」 |
| 景帝 | 「そうか。では |
が、この「退出させる→景帝と二人っきり」戦法は この数週間前、 |
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| 父 | 「天子は即位なさったばかりで、おまえが政治を執り仕切っておる。 諸侯を脅かし領地を削り親子兄弟を離れ離れにさせて、おまえさんの評判は悪く 怨む者が多いそうだが、一体どういうつもりなのだ。」 |
| 「当然のことをしているだけです。 こうしなければ天子さまの尊厳はそこなわれ、劉家は安泰になりません。」 |
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| 父 | 「なるほどのぅ。 確かに劉家は安泰だろうな。だが、わが わしはもうお前とはお別れじゃ。郷里へひっこむぞ。」 |
死に際に、「災いがわしら |
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